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中津川博之
HILO NAKATSUGAWA
画家 なかつがわ ひろゆき
光、時間をコンセプトに、宝石や鉱物をモチーフにした絵画を主に油絵を用い、作品を制作。
現在は宝石の色や模様から着想を得て心象風景を描いた「Impression」シリーズ
透明な水晶越しに見た風景を元にした「Crystal segments」シリーズ
の2つのシリーズを展開している。
略歴
2007年4月東京藝術大学絵画科油画専攻 入学
2013年3月東京藝術大学 大学院 油画修士課程 卒業
2018年8月 個展「Lumineux」銀座ギャラリーくぼた
2020年1月 松本にスタジオを構える
2020/2021 国際宝飾展東京 作品展
2021年3月Art Fair Tokyo FATコレクションブース
2021年4月 個展「光の絵画展」松本市井上百貨店
2021年11月 天王洲アイルWHATCAFE グループ展
2022年1月銀座養生堂ギャラリー グループ展
2022年3月 Art Fair Tokyo FATコレクションブース
2022年3月 神戸須磨大丸百貨店 グループ展
2022年5月 横浜元町RA art Gallery 個展「Time × mosaic」
2022年7月 神戸オリエンタルホテルメリケンパーク Summer Jewery & Art 個展
2022年8月 個展「Time × mosaic」松本市井上百貨店
Impression シリーズ解説
結晶が導く光の情景 Impression シリーズ 宝石や鉱物のさまざまな模様や色彩から風景画の要素を見出して描いた絵画群です。
宝石の中に 見いだした風景のイメージは作家が育った信州の景色や、西洋と東洋の美術史を参照しながら森 や水面、山などのモチーフを描いています。
結晶のストライプからは異なる時間軸の景色が映り込み、印象派の理論に基づき光や自然の表情 の変化も同時に描かれています。
宝石のもつ運動性を伴った光の表情と、自然の中で刻々と変化 していく山や海、水面の景色が絵画を通じて重なっていきます。
さまざまな時間帯の風景を描いたモネや、多視点を生み出したピカソの文脈と日本美術等も引用 しつつ、宝石の世界と独自の視点で結びつけた現代絵画へと昇華させています。